性風俗の乱れ

 

現在性風俗の乱れが大きく、女子教育の推進が盛んに叫ばれている。性交渉の初経験年齢はどんどんと低年齢化し、自己責任能力の無い青少年は極力控えるべきであるというのが世間の風潮である。性教育が性風俗の乱れを整えるという役割を担っているが、果たしてその教育内容はどのようなものであるのだろうか。
以下において、小倉千加子書「セックス神話解体新書」の第6章「性教育のコードを解体する」についての要約を行い、そこから得られた筆者の主張について問題と思われる箇所を議論し、その上でまとめを行う。
まず、本文の要約から行う。

性教育には20年サイクルのブームがあるという。現在の性教育ブームは第3次に当たるという。第1次性教育には敗戦という背景があるが、これにより公娼制度が廃止された。これはアメリカからの理念であるが、一方で敗戦国日本はアメリカ側に娼婦を提供するといった矛盾のある行為をしている。
そして、公娼制度は私娼制度として引き継がれていく。公娼制度の原則を守れば禁止に値しないということだ。すなわち、女性の「個人の自発行為」の売春ならば許可されるのである。